妄想中…だれか、賢いひと、僕の代わりにお願いします。

先ほど、職場の先輩とお話をしていたことを少し備忘録的にまとめてみます。

沖縄県、自然と言う物凄い資源を持っているにも関わらず、そこを上手く活用できていない。

もちろん、観光資源という点では素晴らしいものではありますが、それでは来る以上のものにはならない。ま、飲食店が「席数×回転率×単価」ってのと一緒ですね。

今のところもそうだし、将来的にも入客数の上限はあるので、席数と回転率はそんなに大きく伸ばすことはできないと思っています。入れば入るほど、生活資源のインフラや交通のインフラを整備しなければならないので、自然を損なってしまうという矛盾が出てまいります。

単価をあげるということで、金払いのいい海外からの入域を増やしていますが、実は店舗や商店街からはかなり問題が指摘されています。

言葉の問題、マナーの問題などなど。

だからこそ、単価をあげるのであれば、海外からのお客様を価格を中心に考えるのではなく、日本・沖縄らしい精神性や感性を感じて下さるお客様を大切にするべきだということになるかと思います。

 

ということで、どうやったら沖縄は稼げるのかという妄想を少々しておりました。以前もFacebookで投稿したのですが、沖縄の建設業はどうやったらこれまで、コンクリートで固め、埋め立てた自然を回復させていくかという知識、スキルを大学院大学と共同で開発し全世界へと広げていくことができればいいのじゃないかと。

そして、また今日の話で出たのが、離島すなわち地方のなかの地方を活用すること。例えば、エネルギーや環境について、先に出た大学院大学の研究とかを上手く活用して循環型のユニットを島で確立させてそれを先導となって旗を振って全世界の離島で活用する。

そうすれば観光と都市の住み分けと両立ができるに違いないと考えます

そんな技術はひょっとしたら、離島だけでない地域で様々な活用ができるかもしれない。地球環境を傷めない、生活の基盤を作る。沖縄から自然だけではない、人をを守る技術を輸出すること、それが俗に叫ばれている「沖縄が日本の先端となること」「日本が世界から尊敬されること」「沖縄に敵がない」ことになるんじゃないかなと。

沖縄はかつての痛みを乗り越えて「現在」を迎えている。その現在から「未来」に向かって何をするか、どんなことをしていくのかを考えることこそ僕らには必要なのではないだろうか。

沖縄を含む日本はこれから少子高齢化および人口減少時代を迎えるけれども、世界の人口はどんどん増えていくという予想になっている。だからこそ、これからの、今の日本の在り方を見てきた日本人の技術力・提案をしていかないといけないのではないかと思っています。

まずは、せっかくあるものを上手く活用する、最大限その魅力を引き出すこと、それが大事なんだよな〜と。

写真は大宜味村でのBBQしたときの夕日とご飯、朝のお散歩

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おしえて、物知りな人〜 社会保障について

勉強したいので、だれか教えてください第一弾

安全保障関連が日々新聞や雑誌やネットを賑わせていますが、社会保障の問題もかなりシリアスな情況になってきておりますね。ネットで気になった記事ですが、

http://www.huffingtonpost.jp/yoshifumi-nakajima/new-national-stadium_b_7860542.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
「新国立競技場の建設費2520億円で大騒ぎする日本人が平和すぎて、頭痛が痛い。」ってタイトル。ま、ワザとか知りませんが、頭痛が痛いって日本語はございませんw

でも、本当に必要なものにカネが使われてるのか?ってのは十分検証する必要があります。

(日本国民でない外国人に対して生活保護費を年間1200億も出してるんだよね〜って人もおりました。これは外国人の生活保護受給が平成18年から25年の間で150%となってることです。別にケチってるわけではなく、僕は日本国でしか生活できない上に、生活に困っているなら、ちゃんと日本国籍をとった上で生活保護をうける方がよいのにね〜と思ってます、国民以外は受給資格無しとの最高裁判決まで出てるので、それこそ各自治体の判断によるので、平等ではないと思うからです。http://www.asahi.com/articles/ASG7L5QCFG7LUTIL049.html 2014年7月18日23時26分 朝日新聞デジタルより)
那覇市でも生活保護関連費に年間200億ほどかかっているそうで、総予算の6分の1程度、社会保障関連全体で、年間700億以上かかってるようです。

なお那覇市の予算って1300億円くらいです。

この生活保護関連の問題が特に那覇市で一番の問題でないかと個人的に思ってるとこです。

参考までに「なはしのよさん」
http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/zaisei/nahashizaisei/yosan/2015nendo/hanasi27nendo.html

沖縄タイムス 1月5日(月)12時6分配信 のニュースは以下
那覇市では「格差と貧困」への対応が急務になっている。市の生活保護受給世帯数は2014年10月末現在8798世帯で、
受給者数は1万1809人。受給者は10年度に県内市町村で初めて1万人を突破し、その後も増加を続け、
保護率は県内で最も高い3・66%に達している。市の担当課では「不安定な雇用情勢をはじめ、
年金で生活できない高齢者が増えていることが要因の一つ」と分析している。
市によると、受給者数の年代別割合は7月末現在で20歳未満が13%、20~40歳未満が8%、40~60歳未満が24%、
60歳以上が54%。受給者に対する予算総額は本年度の当初予算額が208億9454万3千円。
このうち53億7363万7千円が一般財源で、市財政を圧迫している。
一方、親の経済事情などから支援を受けている小中学生の人数も年々増加している。
市が経済的理由で就学困難としている児童・生徒の保護者に対する給食費や学用品費などを援助する内訳をみると、
小学生は11年度が4444人、12年度が4701人、13年度が4739人。中学生は11年度2669人、12年度が2777人、
13年度が2837人で、小学校同様に増加傾向だ。以上

 

生活保護を受けるということは、様々な理由で働くことができず、生活に困窮するということです。その方々が喜びをもって少しでも働く場に戻ることができるようにできるようになって、納税ができるようになるための仕組みが何か出来ないかと画策中。

社会保障ってとても重要で、弱者を守るということでは本当に必要不可欠です。だからこそ「今」のそれぞれの情況に合わせて変えていくことで、本当の弱者を守ることができるのではないかと思います。

まだまだ勉強中なので、だれかいろいろと教えてください。

あとできることあればお手伝いさせてくださいませ。

ウ◯コの話を聞いて

先日、大学時代の先輩とおよそ20年ぶりにお会いすることができました。

たまたま沖縄で講演するということで、ご連絡をいただきました。

特殊な研究をしている方で、日本だけでなく世界でもその研究が注目されているということ。そんなに長い時間でもありませんでしたが、話がとても楽しくてすごくイイ時間をすごさせていただきました。

NHKスペシャルの監修にもご協力したということで、その回を貼り付けときます。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/

腸内細菌、平たく言うとウ◯コを研究しているそうですが、細かいことは僕が説明できないので、一般的な話ですが、いくつかの印象に残ったことを。

まず、働き方への姿勢についてです。自分の研究とその会社が世間に提供するものが合致しなければ、どんなに好条件でもダメだということでした。それは本当に自分の仕事を通じて世の中を良くしていこう、世の中の人を健康にするという想いがなければならないとこうは言えないだろうと。

そして、仕事の移り変わりについて、これまでは解析をどの程度できるかが「研究・仕事の優劣」であったが、今や技術の進歩により、解析能力よりも「集める」ことができるかということに価値が出てきたということ。

技術を伸ばすということも必要だけれども、世の中の価値というものは別のところに現れてくる、そのために周囲の情況を確認しながら研究を続けていくことが大事だということ。

そして、その世界・業界において、その人・その会社しかできないということ・製品を作り上げること重要であるということ。

当たり前なことのようだけれども、それを実践している方にその話を聞いて、自分を振り返ってみるとまだまだだと感じ、酒は飲んでも全然酔えなかった。

とても、有意義な時間をいただいたと思います。

沖縄でもこんなふうな研究ができて、それが製品として、仕組みとして形になればいいのにな〜

しかし、一つのコト・モノについてのこだわりって大事ですよね。

一度、子どもたちにこの人の話を聞かせてあげたいな。

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飲んで帰ったらお迎えしてくれるのは、このコだけなんですよね。たまにウ◯コしてるときもあるけど。

そこ、あぶないよね

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珍しく、2日続けての投稿です。

昨日は居住地小学校区のスクールゾーン委員会の定期総会に参加してまいりました。

とは言うものの、初めての参加のため、ほぼ聞いてるだけでしたが。

今年の予算を見ましたが、市内の36校の小学校に那覇市から補助金がありますが、本年度は昨年度に比べてマイナス1万円とのこと。

元々の予算が65,000円なので、結構大きな減額です。(議会報告会でも龍柱に予算出すなら、こっちを減らすな!という話もあったようです 笑)自治会長さんからは自治会の研修費も削られてるという話もありました。那覇市が市民と「協働のまちづくり」を行うというのも何だかあやしいなぁ…

さておき、安全マップを作ったり、交番の警察官への依頼したり、横断歩道やらスクールゾーン内の危険箇所に対して市や県に対して改善依頼をするなど、結構地味ですがとても重要な会議です。

またPTAだけでなく自治会や、子ども会、民生委員などとの意見交換をしながら地域の密なやりとりをするためにはどうしたらよいのかを考えるなど、地域っていろんな人が関わっていることに改めて気が付きました。

私の関わる那覇市立城西小学校は学校区もかなり広いため、なかなか学校区内の連携が難しいのですが、地域に関わる人が少なくなりつつある(自治会加入率も低くなってきている)中で、何かできることからという思いは参加者の皆様あるようです。

小学校の話だけでなく、今後は独居のお年寄りも増えてくるし、県外や地域外から移住してくる人も増えてくるので、周りを知るということ、関わるということはとても重要だと思います。機会を作って地域周りをしていこうと感じた次第です。特に、首里城を学校区内にもつため、地域の明るさが観光にも、沖縄県の文化歴史的にも何かしらの影響をすると思います。

まだまだ足元のことをしっかりとするべきだと反省させられました。

あ、ちなみに結構7−9で歩行者専用道路になってる路地がありますので、子どもたちの安全のため、そして交通違反者にならないためにも、交通規則守ってくださいませ。

警察官が立ってるから〜ではなく、標識は24時間365日立ってるんだ!と、交番の方がおっしゃってましたので、お気をつけください。

対話すること

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久々の投稿です。本日は慰霊の日ということですので、少々、平和・反戦ということについてです。

昨日は全日本仏教青年会の全国大会In沖縄に参加させていただきました。

http://www.jyba.ne.jp

伊東理事長からのお誘いで、諸宗教対話という、「キリスト教」「イスラム教」「仏教」の世界三大宗教における対話がとても興味をそそり行ってまいりました。

沖縄戦について、沖縄独自の信仰について、諸宗教対話と盛りだくさん。

宗教ってとても世界に広がり、奥の深いものであり、とても興味深いと再認識。

沖縄独自の信仰ということで佐藤壮広先生の講義もありまして、とても充実した半日を過ごせました。https://sites.google.com/site/shukyominzokujinruigaku/home/floklore_scholar/takehiro-sato (ちなみに佐藤先生とは偶然にも以前酒席をご一緒にさせていただいてたのに驚きです)

気になったことを備忘録的に

過去には聖戦と称し戦をしてきたことや、今のISについて(教義には反しているがムスリムでないとは言えない、言えるのは神のみであるというジレンマを感じました)、また他宗教に対して戒律の厳しさについてなど、自己の信仰にたいしての反省などを踏まえ宗教間の対立が戦に繋がってしまうこと、そして対話をすることで、他人の理解だけならず、自らの理解、立ち位置を知るということに繋がるということを改めて理解させていただきました。

対話とは人の立場に心をめぐらせて、その人の話を聞くこと。押し付けること、ディスカッションをして人を貶める、屈服させることではない。

今、子どもたちに「なぜ」人を殺してはダメなのか?、人を傷つけてはダメなのか?、戦争をしてはいけないのか?ということをきちんと伝えられない人がいるという中でも、ダメなものはダメというのでも良いが、自分に置き換えて、傷つけられること、殺されることについて考えることをしてもらうことも必要。

違いとは、相互理解をするためにあること「違って当たり前」、2つのものがあるから自分がわかる。

これまで、それぞれの宗教は時代に合わせて本質を変えているのではなく、伝え方を変えているのだということ。

これは普段の人間関係、そして会社、地域などがが続いていくことにも繋がることだと感じます。

まずは家庭からですね。

すみません、まだまだ不足しております。

あまりご協力はできなかったものの、現地の協力者ということで表彰までしていただき本当に感激です。

ほんとうかね?

5月はGWやらなんだかんだと新しい出来事もありまして、あっと言う間に後半となり変な感じです。

さて、先週は大阪市の住民投票が行われ、現状維持という流れになってしまいましたね。

地元の人達がこのことについてしっかりと考えて投票したことについては良いかと思いますが、テレビを見ていると「慣れ親しんだ大阪市が無くなるのはちょっと…」というコメントをしている若者がいました。本当にコトの本質を考えて投票した人が多いわけではないんだなと思いました。

その立場、役割、事象が何を担っているのかを知っていること、お知らせすることの大事さを感じました。そして我々が本質を考える事の大切さも感じています。もちろん、考えたところでズレてることもあるかもしれませんが、伝えること、考えることが重要だと。

例えば、国会議員、県知事と県議会議員、市町村長と市町村議会議員などもそうで、本来であれば国・県・市町村についての役割の分担がなされているのであれば、政治家もそれぞれが違うんですよね。

例えば那覇市議会議員は第一義として那覇市のことをする、当たり前のようではありますが、今の雰囲気ではそうでない気がします。県都ではありますが、あくまでも那覇市民の生活環境を整えることがスタートではないのでしょうか。

「基地が戻ればそこが活用されて裕福になる」「経済効果が上がる」という話がありますが、本当なのでしょうか?那覇市の銘苅・おもろまち付近では年齢層の高い世代の働き先がほぼ無いということも良く耳にしますし。

現在人口約30万人那覇市で、1万1809人(2014年10月現在)被生活保護者となっています。ちなみに保護世帯にかかる2014年度 予算が約209億円。被生活保護者数、2000年に6870人だった被生活保護者数が、2014年度に11809人となりました。(データ2015年1月5 日沖縄タイムス、那覇市健康福祉概要、那覇市統計書による)

もちろん、世界的な流れはあるかと思います。お隣の浦添市を見ても平成19年から26年で約倍増しています。だからこそ地域経済政策って大事なんですよね。

普天間がキンザーが返還された時、大きな用地となりますが、この使用まで何年かかるのでしょうか?周辺の土地価格は上がるのか?人口減なので余っちゃう?外国のお金持ちが買っちゃう?

そして、商業利用をするという話…またライカムのようなショッピングセンター??県内のパイの奪い合いをして、個人商店壊滅?小さなショッピングセンターも潰れちゃうのでは?国際通りもやばいですね。

すでに、豊崎や糸満、名護でもショッピングモールの開発計画もたっているという噂もあるのだかないのだか…そんな中きっと多分僕らが想像もできないビッグなプランがあるに違いない!多分…

そして、観光客が来るから…ってこれ以上のインフラ(資源・道路)などを整えるんだ…自然破壊しながら…

基地があろうがなかろうが、僕ら県民・市民は働いて生活していかなければならない、そして子どもたちも育て上げていかなければならないんですよね。問題はそれだけではない、生活そのものがとても重要になってくる。「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」ともあれば「渇しても盗泉の水を飲まず」ということもあります、さてどう考えるのか。

MICEの東浜地域への決定、本当にこれでよかったのかな…だって利用者の声、そしてその声を一番近くで聞いている人々の意見が反映されていないって、数十年先のことを見据えてる政治家しかできませんよね。世の中、現在の世相と民意を反映しないでどうするんだ!って政治家もいれば、本当に自分の信念にそって活動する人もいますから、きっと信念なのでしょう(毒)

独自の生態系を守るために土砂の搬入を止めると辺野古の工事も止められるけど、せっかく早まった那覇空港の第二滑走路の計画も延びちゃうからな。すでに広大な埋め立てをした地域へは国内どころか、国外からも土砂の受入れしてたはずだけど、そして国際的なハブにするってことはいろいろなモノが入ってくる可能性が高くなるんだよね…

ざっと上げてもこんなもん。

世の中、矛盾だらけですよね…そこに直面して考え行動することが大事なんだなぁ。

さて、本日もがんばります。

農業の可能性か…

GW、観光業界はとてもお忙しかったのではないでしょうか。

私も製造業とは言え、観光に近い者として毎年を過ごしてまいりましたが、今年はちょっと違う感じでGWを過ごしておりました。

さて、最近取り始めた月刊誌、月刊事業構想の中に、【農業を一大産業にした「沖縄産業のパイオニア」儀間真常】という記事がありました。 http://www.projectdesign.jp/201506/philosophy/002181.php

儀間真常 Wikipediaより

いわゆる琉球の五偉人の一人で、琉球王朝の産業の基礎を築いた人物である。業績は、1605年に野國總管が中国から持ち帰った蕃薯(今日でいうサツマイモ)を琉球各地に広めたほか、薩摩から木綿種を持ち帰りその栽培と木綿織りを始め、琉球絣の基礎を築いた。そして、砂糖(ただし当時の砂糖は黒砂糖を意味する)の製法を伝播せしめたことなどがある。うち砂糖は、その後の琉球の経済を支える重要産物となった。

ところで蕃薯は、のちに薩摩藩をへて日本全国へと広がっていったため、現代では名称としても「サツマイモ」としてよく知られているが、それが琉球から伝わったことや、その端緒を開いた野國總管や儀間真常の名はあまり知られていない。

以上、Wikipediaから一部抜粋 http://ja.wikipedia.org/wiki/儀間真常

ということで、琉球の産業に大いなる影響を与え、日本での飢饉での餓死者を少なくしたということでも貢献をした人物です。

この南の小さな島から外に目を向けて、農業、そこから派生する生産物を産業として拡げたうえに、沖縄だけでなく日本を救った!ことは本当に素晴らしい我々が誇れる人物です。

 

その月刊誌が届いたころ、ネットで「先日も沖縄の国家戦略特区の取り消しも」http://www.sankei.com/politics/news/150430/plt1504300003-n1.html

という記事を見ました。

観光・研究の拠点を目指すということで、平成26年5月1日付で指定されたのですが、http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chosei/staff/kokkasenryakutokku.html 1年たっても事業計画がないということです。

観光って「地域の光を観る」ということで、沖縄の良い所を見せること、感じてもらうことで、さらに特区とは法規制を緩くして、今の沖縄の現状を良くすることで、もっともっと多くの人が観光に来ていただき、日本全国の戦略の先駆けになってくれという期待をもった指定だと把握しています。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kokkasenryaku_tokku2013.html

でも、観光の切り口から「これは!」の提案がないということが現状です。

この月刊誌を見て、「取り消し」報道を受けたあと、沖縄の気候や地理的条件を考えると農業は特にその可能性が大きいのではないかと思えるようになりました。

先日、農家の友人とじっくりと話す機会をいただきました。その友人との話がきっかけです。

ローソンの飲食コーナーで二人の40のオッサン(見た目はどっちとも若いと思う、Y田さんスミマセン、一緒にしちゃって)が様々なことについて話をするのも悪くないかと思いました。

もちろん大規模な農業なんて北海道には勝てないし、九州の各県にも勝ち目はない。

でも小規模だからできること、フットワークの軽さや、先進的な事例を作り上げることで農業から繋がる観光、自然と産業のマッチングにプラス「食」本土や海外からの視察から戻った際に「食」の伝播が見込まれるんではないかなぁと。

 

沖縄でも南北でおぼろげなゾーニングがされている(私は本当はもっとガッツリとしたゾーニング必要だと思いますが)

南部は那覇を中心とした商業・工業などの消費地として、北部は畜産や栽培などの農業がまだ推進されている。

その間に繋がるもの・繋げるものが薄いのではないかという話でした。

車に乗って北端から南端まで2時間余りで着くくらいな小さな島なのに、それはもったいない。生活(商品含め)の循環含めていろいろできないかと言う話。その中で商売の話も盛り上がりました。先進として沖縄が発信できたらいいなという話になったもんで。

キラリと光る何かは実はその業界の人にとっては分かりづらいと思います。様々な職種や立場の人と話をすることで、思いもよらない結びつきがあったりするのでしょうか。

観光だけに留まらない、国の戦略の最先端として、過去の儀間真常のように、この沖縄が先見の明を持ち、日本の先駆けとして行動するべきではないかと思います。自分のところが良くなればイイ!ということでなく、日本・世界のために何をできるかを考える。地域の文化を売り込むことが観光に繋がるのではなく、我々が将来のための一筋の光を観つけることができれば自然と観に来てくれるのだろうなぁと。

ダブルケアって

最近、夜中にテレビを見ていたら「ダブルケア」という言葉がふと引っかかりました。

まぁ、現在は福祉関連に勤めていますので「ケア」という言葉には敏感になっているのでしょう。

晩婚化の影響もあり、低年齢の「育児」とご両親の「介護」を同時に迎える人が増えているということです。

育児だけでも精神的・体力的に大変なのに、そこに介護が加わると気の安まる時がほぼ無いといってもよいかもしれません。

http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/2015_0417.html

http://www.nhk.or.jp/shutoken/heisei/archive/140516/index.html

子育てについては私の場合、幸いにして両親が隣の棟に住んでおり、両親が元気な時に子どもが小学校の高学年を迎えていますので、「君たち、あとは自分でできることは自分でがんばるのだよ」と子どもには日々伝えています。ご飯作ったり、片付け・清掃したり、洗濯したりと、一人っ子だった僕の子どもの頃には、ほとんどできなかったことをやらせてます(笑)

食事のマナーについても、僕の子どもの頃に比べると雲泥の差です。

ちなみに、大学1年の春に箸の持ち方で剣道部のN先輩に顔面パンチを喰らったのを機に食に対して変わりました。

それまでは魚は骨があると好んで選ばない、好き嫌いは他にも山盛り。

それが、いまや好き嫌いはほぼなしで、ある程度のものはなんでも食べる。

お箸の持ち方も後輩に対して説教する(特に女性には、と言ったら語弊があるかもしれませんが、子どもと接する機会が多いのは女親なので、彼女達のお箸の持ち方が子どもにそっくりそのまま影響するということで)という変わりっぷり。厳しくされるって必要なんですね。

余談はさておき、医療費やその他の社会保障費がうなぎ登りとなってますが、今後私達の世代(30〜40代)は費用負担含め、影響直撃となるかと思います。

ひょっとしたら、近い将来、親世代の介護に関わる部分として欧米並に、胃ろう・寝たきりの親族に対してツラい決断を求められる可能性も多々あります。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20131021/254856/?rt=nocnt

家族のためにも健康で自立した生活を送れるような身体作りを今のうちからやっておく必要があるなぁと感じています。

平均寿命ではなく健康寿命を伸ばすためにも、この沖縄県から何か取り組みができればいいですね。

そして、元気なお年寄りが子どもの成長に関わる地域の子育てができたら素敵だなぁ。

お年寄りや我々の世代が子どもに関わる「ダブルケア」、我々の世代と子どもたちがお年寄りに関わる「ダブルケア」だったらいいですね。

どの道、我々は双方に関わる責任をもつ世代としてですが。

いろいろ考えさせられた番組でした。

さて、今週もがんばっていきまっす!

 

いわくつき

夢がないのでホントはこんなことを書くのは嫌なんですが、しかたない。

「完成にイチャモンついたいわくつきのモニュメント」
それちょっといやじゃないですか?

風水や習わしで動くことの多い人たちをお迎えする場所のだよね。。。

それはさておき、見込みが違って6400万(多分それ以上)の那覇市単独予算で完成させる。
6400万あれば待機児童が何人解消できるの?
その前に2億6千万の予算あれば何人??
待機老人もいますよね。
そして県内や県外、海外で学んで成長できる学生たちへの奨学金もほしいよね。

これがこれまでの市政からの継承ですか??
アタマにくるよね〜

今月末までに約1億近い補正予算が組まれるということですが
その後の警備に一ヶ月250万円?って噂もありますね。
年間3000万!!げっ!!沖縄県の平均年収15人分!!

その議会での論点は2億2千万近い金額を使って作ったけど完成できなかったからペナルティで国に払い戻すか、自分で1億使って完成させるかってことですよね。

マイナス2億2千万
or
マイナス1億(管理費が毎年少々かかるそうな)←訂正しました。

どっちを選びますか?って究極の選択ってやつですね。
2年半後には落選してるからどうでもいいって思ってる市議会議員の皆様はきっと完成させて終わらせるという選択をするかもしれませんね。
だって関係ないもんね。

那覇市民、もっと那覇のことに興味もって声上げよう!!
やるべきこと、できることもっとあるよ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000015-okinawat-oki&hc_location=ufi

福祉について part1(情緒障害児短期治療施設ってなんだろね)

年明け、ブラジルに行き、そして先輩のご厚意に甘えて社会福祉の勉強がてら就職をいたしまして、少し落ち着いてブログを書けるようになりました。

いろいろな方々から何やってんだ?とご質問いただいてますのと、また社会福祉法人にいるなら福祉ネタ書いてみろ!というご意見ございまして、今日から現状について書いてきます。

現在、いくつかの事業に首を突っ込んでます。

那覇市認可保育園の設置、情緒障害児短期治療施設(沖縄県の公募への応募)、就労支援のNPO(これから立ちあげ予定)、老人ホームなどの老人福祉施設。

ということで、福祉に伴う予算措置などの、これまでの商業だけではわからなかったことを、この一ヶ月でもりもりご指導いただいております。

さて、その中から少しずつ覚えたての知識を整理しながらブログに書き綴っていこうと思います。

初っ端は情緒障害児短期治療施設というものです。

情緒障害ってなんだろ?

Wikipediaより

情緒障害とは、「情緒の現れ方が偏っていたり、その現れ方が激しかったりする状態を、自分の意志ではコントロールできないことが継続し、学校生活や社会生活に支障となる状態」のこと。

もっと端的に言いますと、生活に支障をきたすほど感情を制御できないってことですね。

虐待を受けた子どもたち、そして軽度の知的障害を持っている子どもたちが結構そのような傾向があるようで、親御さんが手に負えなくて、もしくは育児放棄をして、児童自立支援施設や児童養護施設、里親さんに預ける前に、治療をしてから預けないとその施設や家庭の生活ができないと言う子どもたちが沢山いるそうです。

全国の各都道府県で設置を目指しているようですが、なかなか周囲の理解が得られないなど(パット見た目に特色があるわけではないのに、接した時に驚く!というのもあるようです)かなり設置が難しいようです。

今、沖縄県もその施設を設置に向けて動いております。

正直なところ私の感想では、運営(費用面、施設職員の人集め、施設建設設置など含めて)がなかなか厳しいんですよね。

私の支援をして頂いている精神科のドクターも沖縄こそ設置の必要があると前々からおっしゃってました。ひとり親(母子家庭)の多さ、DV(家庭内暴力)の率、低所得、家庭内で虐待を受けている子どもや問題を持ったお子さんがいても相談出来るところも限られており、実際にその受入の情況も非常に困っているということです。

他府県では陸続きなので、隣県に行ける。でも沖縄は海を挟んでいる、治療には家族のケア、協力も必要となる。だからこそ、ってことですね。

でも、我々でできることを提案してみようってことで、プロジェクトチームで一丸となって資料作りから数年前から調査・勉強会などがんばってやってます。

資金的に厳しくなったら街頭で募金箱もって立ってますので、どうぞご協力ください(笑)

待機児童だけでなく待機老人や、子どもの貧困って言葉も良く耳にするようになってきました。

社会福祉と一言でまとめられない現状…とても良い学びをいただいています。ここから実践に向けてがんばっていきたいです。

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