数字のマジック

会社の資産の中にある現金以外のものってお金にならないことがあります。

例えば売掛金、不動産などなど...なのでいくら資産をもっていようがぶっ倒れるときは倒れます。

なので、数字は嘘をつかないけど、詐欺師は数字を上手に使うということを知り合いの公認会計士さんがセミナーでいっておりました。

たしかに、と納得してその裏側にあるものを読み解く努力をせねばならないと。

人の話もそうであると思います。

この人がこう言ったから、と額面通りに受け止めると痛い目をみることもあれば、意外と反対で褒められることもあります。

気をつけないといけませんね。

 

さて、新聞の一面を賑わすオスプレイ問題。

本当に事故率って高いんでしょうか?

海兵隊の平均の事故率と比べたら少し低いような・・・

今のCH46(でしたっけ)と比べるとどうなるんですかね?

20年ほど前に作られて修理部品も無いヘリ・・・それが飛ぶだけでぞっとする。

 

私も今回の配備に関しては段階を踏んでいないことについて政府に対して、米軍に対して非常にイラっとしますが。

実は反対運動をしている多くの人にたいしてもそうです。

もちろん一部は真剣にいろいろ考えた末に出した結果と見えるかたもいます。

でも多くの人は単純に反対しているだけのように見えますがどうでしょ。

今後はどうなるのか?本当にどうしたら良いのかを考えて行動しているのでしょうか?

私は常々会社の社員に対して不平不満を言うのは良いが、それなら代替の案を出せといいます。

その代替の案、現状に即した案を出すためには学ばねばならない、今、そしてこれからについて深く思慮しないといけない。

そのように痛切に感じます。

 

しかし、外交の状況も良いとは言えず、彼の国の方々が攻め入って来たときには反対運動をするのでしょうか?

今は、凧や風船を上げたとき、それが原因で何かあったらどうするのかな?仮にも事故が起きたら責任とってくれるのかな?それも米軍のせい?

なんか短絡的にやってる気がするのは私だけでしょうか?

 

世界は数字だけで動くわけでなく感情で多くが動く、それは政治も経済も、日常の生活もそうかもしれない。

でも感情だけで物事を言っていると前に進まないのも事実です。

妥協点、終着点を見つけてそこに向けて行くことも必要ではないでしょうか。

なんかそんな気がします。