ベトナム北部と沖縄の新しい繋がりを探して ハノイ・ニンビン省
11月6日から9日にかけて、沖縄県とベトナム北部との連携の可能性を探るため、ハノイ市とニンビン省を訪れました。(初日と最終日は移動のみです、結構ハード 汗)今回の視察では、観光・企業・人材の三つの分野で、沖縄とベトナムが想像以上に共 ...
沖縄を止めないために─サイバー攻撃時代の行政BCPを再点検する
行政機関の事業継続計画(BCP)は、災害だけでなく、近年多発するサイバー攻撃を前提に考える必要があります。飲料メーカーや物流企業への攻撃では、基幹システムが一度停止しただけで、生産、物流、顧客対応といった複数の機能が連鎖的に停止しまし ...
AI発展による労働・生活環境の変化
2025年11月2日(日)の NIKKEI The STYLE「文化時評」に「米国で『ブルーカラービリオネア』現象 AI発展で潤う肉体労働者」という記事が掲載されていました。
私自身も、ChatGPTやX(旧Twitter ...
首里城火災から6年 責任はいずこへ?
2019年10月31日未明、沖縄の象徴である首里城が火に包まれました。
正殿をはじめとする主要建物7棟が全焼し、2棟が一部焼損しました。火災発生から6年が経った現在、再建工事は終盤を迎えています。
2026年秋の完成を ...
宮古島島民遭難事件から
1871年11月、琉球王国領の宮古島から年貢納付船が那覇を出航し、帰途に暴風に遭って台湾東南部・八瑤灣付近に漂着しました。乗員66名(記録によっては69名とも)中、上陸後に12名が救助・帰還したものの、54名が付近に住む排湾族に殺害さ ...
沖縄県立病院の赤字、「独立法人化」という選択もあり?
減らすだけでは医療は守れない
沖縄県立病院の経営が、いよいよ厳しい局面を迎えています。
2025年10月現在、2024年度の決算が県議会に議案として提出されており、
6つの県立病院の医業収支は約10 ...
連立解消という地殻変動:日本政治と沖縄の視点から
昨日(令和7年10月10日)、26年という長期にわたって続いてきた自民党と公明党による連立政権がついに終焉を迎えるとの報道が流れました。これは、単なる政党の関係変更ではなく、日本政治全体にとっての大きな「地殻変動」と言っても過言ではあ ...
“強者だから差別ではない”は本当か ?― 報道と民主主義の危うさ
日本国憲法第14条は「すべて国民は法の下に平等であり、人種、信条、性別、社会的身分又は門地によって差別されない」と定めています。また第22条は「すべて国民は、公共の福祉に反しない限り、職業選択の自由を有する」と規定しています。つまり ...
国ガチャはある?〜民主主義と排他主義、リベラリズムの限界〜
私たちは「どの国に生まれるか」で、人生のスタートラインが大きく違ってしまう――そんな現実を表す言葉として「国ガチャ」という表現が広がっています。生まれた国によって自由や教育、医療、さらには政治参加のチャンスまでが左右されるこの構造は、 ...
宿泊税(観光目的税)決定! 経緯と状況
沖縄で長く議論されてきた「宿泊税」が、いよいよ形になりました。2025年9月、沖縄県議会は条例を全会一致で可決し、国の同意を経て2026年度中にスタートする予定です。制度は宿泊料の2%を課す“定率制”で、1泊あたりの上限は2,000円 ...