【2018年1月15日の沖縄タイムス紙 30面「国会議員が圧力」について】
宮崎代議士はこれまでに団体活動をきっかけとして15年近くのお付き合いをさせていただいています。10歳も離れた私にも真摯に丁寧に向かい、圧力をかけたり、頭ごなしにモノを言う方ではありません。
また国会議員に言われたからと言って、誘導されるほど地方議員や首長は物事を考えていないわけでもありません。
なので、その記事見出しの真意について沖縄タイムス社に電話で確認してみました。
この記事の「国会議員が圧力」の見出しは「県民の声からの抜粋」であり、「予算を否決することに全力を尽くすべきだ」の文言が客観的に「圧力」と感じる人もいるという見解だそうです。
私はその「圧力」を感じ、沖縄タイムス社に訴えた議員がいるのかを伺いました。
県民の声を届けるのがこの記事の趣旨であり、この記事とは直接関連しないので宮崎代議士から「圧力」を受けた議員がいるかは不明との事でした。
すでに私の支援者やSNSでも市町村議員が国会議員に言われると翻意してしまうものだと勘違いされている方もいることもあり、我々地方政治に関わるものの信頼にも関わると感じたので、その点についてもお話しさせていただきましたところ、市町村議員にも県議会議員や国会議員に対ししっかりと意見する議員がいることは共通の認識として持っていることは確認できました。
国会議員と県議会議員、市町村議員はそれぞれの立場を尊重します。
国会議員が圧力をかけて素直に応じるかと言うとむしろ反発をする人が多いと思います、特に今の沖縄では残念ながら自民党が国政選挙に弱いので、逆に、地域の方と直接繋がりのある地方議員に選挙の応援しないぞ!と圧力かけられるかもしれません(苦笑)
ちなみに私の周囲でも県民投票すべきと言う声もありますが、辺野古への移設はできることなら無い方が良いが、県知事選挙で県民の意思が示されたと考え、わざわざ県民投票までは不要と言うかたもいます。もちろん他の理由もあって投票を実行することを嫌がる人もいます。予算面もそうです(私はその点で反対しております)
また、自民党県議団も県議会で議論しているように、4択と言う声もあります。
そのような否定的な声が支援者の中で大きく自らの意見と合致するのであれば、その声を実現するために否決する方法はあるのかをも考える必要があります。
そこで、法的、政治的な勉強会を開催することもあります。
その中で各市町村議会において県知事に対して4択にしてほしい、またはやらないで欲しいと「意見書を出す」こともできましたが、一番効果的なのは「予算案を否決するべきだ」と言うことになろうかと考えられるわけです。
「〜べき」と言う言葉は受け取った各議員の感覚によりますが、それが「圧力」なのか?と言うといかがなものかと思います。
このように、いろいろな事案について、県民全ての意にそぐうことはないとは思いますが、様々な視点から見て、多種多様な意見を議会において伝えるのも我々の役割でもあります。その点はご理解いただければと思います。