ダブルケアって

最近、夜中にテレビを見ていたら「ダブルケア」という言葉がふと引っかかりました。

まぁ、現在は福祉関連に勤めていますので「ケア」という言葉には敏感になっているのでしょう。

晩婚化の影響もあり、低年齢の「育児」とご両親の「介護」を同時に迎える人が増えているということです。

育児だけでも精神的・体力的に大変なのに、そこに介護が加わると気の安まる時がほぼ無いといってもよいかもしれません。

http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/2015_0417.html

http://www.nhk.or.jp/shutoken/heisei/archive/140516/index.html

子育てについては私の場合、幸いにして両親が隣の棟に住んでおり、両親が元気な時に子どもが小学校の高学年を迎えていますので、「君たち、あとは自分でできることは自分でがんばるのだよ」と子どもには日々伝えています。ご飯作ったり、片付け・清掃したり、洗濯したりと、一人っ子だった僕の子どもの頃には、ほとんどできなかったことをやらせてます(笑)

食事のマナーについても、僕の子どもの頃に比べると雲泥の差です。

ちなみに、大学1年の春に箸の持ち方で剣道部のN先輩に顔面パンチを喰らったのを機に食に対して変わりました。

それまでは魚は骨があると好んで選ばない、好き嫌いは他にも山盛り。

それが、いまや好き嫌いはほぼなしで、ある程度のものはなんでも食べる。

お箸の持ち方も後輩に対して説教する(特に女性には、と言ったら語弊があるかもしれませんが、子どもと接する機会が多いのは女親なので、彼女達のお箸の持ち方が子どもにそっくりそのまま影響するということで)という変わりっぷり。厳しくされるって必要なんですね。

余談はさておき、医療費やその他の社会保障費がうなぎ登りとなってますが、今後私達の世代(30〜40代)は費用負担含め、影響直撃となるかと思います。

ひょっとしたら、近い将来、親世代の介護に関わる部分として欧米並に、胃ろう・寝たきりの親族に対してツラい決断を求められる可能性も多々あります。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20131021/254856/?rt=nocnt

家族のためにも健康で自立した生活を送れるような身体作りを今のうちからやっておく必要があるなぁと感じています。

平均寿命ではなく健康寿命を伸ばすためにも、この沖縄県から何か取り組みができればいいですね。

そして、元気なお年寄りが子どもの成長に関わる地域の子育てができたら素敵だなぁ。

お年寄りや我々の世代が子どもに関わる「ダブルケア」、我々の世代と子どもたちがお年寄りに関わる「ダブルケア」だったらいいですね。

どの道、我々は双方に関わる責任をもつ世代としてですが。

いろいろ考えさせられた番組でした。

さて、今週もがんばっていきまっす!