待機児童について

何ができるか

本日より那覇市議会本会議スタートしてますね。市民の代弁者として「何が那覇市民のためになるのか」しっかりとした質問をしていただきたいです。

私は前の補欠選挙の際にもお伝えしていましたが、那覇市にどんな課題・問題があるか?那覇市の生活を良くしていくためにはどうしたらよいか?が「那覇」市議会議員が第一に考えることだと思っています。

  • 平成29年2月那覇市議会定例会 – 代表質問の発言通告書PDFより(1日目2日目

待機児童と適正配置

先程、衆院の予算委員会で待機児童ゼロ目標の達成を2017年度は断念という記事(共同通信)が上がっておりました。理由としては労働市場の活況が予想以上だったということですが。

那覇市も一所懸命に待機児童対策をしていますが、拙速な対策ではなく、配置場所や環境、そして周辺の市町村との連携も考えた上で保育所・こども園などを適正にしていかないと、数年内に潰れる市内の事業所も出て来るに違いないと感じています。本議会でも首里大名地域、また古島地域の保育所の地域住民を巻き込んだ騒動の代表質問通告が数名の議員から上がっています。

現在、保育園の開園を目の前にしている法人の担当者の立場としてはとても興味深いです。

保育園も企業として経営が必要です

そして、4月には新しい園が19園認可予定ということですが、新園でも大きく定員割れをおこしていることに加え、さらに既存園に対しては新入園児の割り振りがほぼされていないという話も聞いております。保育士の確保にやっきになり、採用条件を上げて必死になって採用したのはいいが、預かるこどもがいない…そして待機児童がまだいるという変な状況を解消するためにはどうしたらいいのだろうか?それをこれまでの杓子定規な申請ではなく弾力的な募集と配置をしていく必要があるのではないでしょうか?

政治としての対応も大事かと

市役所の担当者も多くの保育園の開園対応に追われています。また現場職員は立場的に斬新な解釈をすることがなかなかできないのも理解できますので、政治がそれをどうにかカバーできるような施策を生み出すことも必要ではないかと感じます。