観光産業の方々との意見交換が頻度を増しています。
それだけ沖縄観光の状況は厳しいんです。
本日はJTB沖縄の杉本社長を迎え、沖縄県における観光の効果についてご講義いただきました。
昨年以来、沖縄県の新型コロナウイルス禍における対策がどのような影響を及ぼしているのかなど、来週から始まる2月定例会一般質問に向けて参考となる貴重な時間を過ごしました。
また、今月からスタートした観光事業者のみなさまとの意見交換会を講義に引き続き行いました。
我が会派の質問に対しても観光産業からの目線でご意見をいただくことで、議会質問を更に有意義にしていけると思います。観光業の再興に向けて沖縄自民党としても全力で取り組みます。
沖縄観光の収入は7000億円、波及効果も合わせると1兆円を超えています。
県内GDPは4兆4千億円で、2割を占めるにも関わらず、7500億の県の予算中、文化観光スポーツ部予算は1%ちょっとです。
あまりに沖縄のおかれている環境に頼りすぎで、今後の回復に向けての他地域との国内客誘致競合を考えていないと言われても仕方ありません。
県は量から質へと転換をうたっています。
しかし、今の県内にある宿泊施設の状況では数が多く、量が少なければ宿泊単価の下落につながります。
まずは質も大事、量も大事、少し時間をかけながら、質を上げていくことを考えなければならないことを議会質問を通してお伝えしなければならないと強く感じました。