ほんとうかね?

5月はGWやらなんだかんだと新しい出来事もありまして、あっと言う間に後半となり変な感じです。

さて、先週は大阪市の住民投票が行われ、現状維持という流れになってしまいましたね。

地元の人達がこのことについてしっかりと考えて投票したことについては良いかと思いますが、テレビを見ていると「慣れ親しんだ大阪市が無くなるのはちょっと…」というコメントをしている若者がいました。本当にコトの本質を考えて投票した人が多いわけではないんだなと思いました。

その立場、役割、事象が何を担っているのかを知っていること、お知らせすることの大事さを感じました。そして我々が本質を考える事の大切さも感じています。もちろん、考えたところでズレてることもあるかもしれませんが、伝えること、考えることが重要だと。

例えば、国会議員、県知事と県議会議員、市町村長と市町村議会議員などもそうで、本来であれば国・県・市町村についての役割の分担がなされているのであれば、政治家もそれぞれが違うんですよね。

例えば那覇市議会議員は第一義として那覇市のことをする、当たり前のようではありますが、今の雰囲気ではそうでない気がします。県都ではありますが、あくまでも那覇市民の生活環境を整えることがスタートではないのでしょうか。

「基地が戻ればそこが活用されて裕福になる」「経済効果が上がる」という話がありますが、本当なのでしょうか?那覇市の銘苅・おもろまち付近では年齢層の高い世代の働き先がほぼ無いということも良く耳にしますし。

現在人口約30万人那覇市で、1万1809人(2014年10月現在)被生活保護者となっています。ちなみに保護世帯にかかる2014年度 予算が約209億円。被生活保護者数、2000年に6870人だった被生活保護者数が、2014年度に11809人となりました。(データ2015年1月5 日沖縄タイムス、那覇市健康福祉概要、那覇市統計書による)

もちろん、世界的な流れはあるかと思います。お隣の浦添市を見ても平成19年から26年で約倍増しています。だからこそ地域経済政策って大事なんですよね。

普天間がキンザーが返還された時、大きな用地となりますが、この使用まで何年かかるのでしょうか?周辺の土地価格は上がるのか?人口減なので余っちゃう?外国のお金持ちが買っちゃう?

そして、商業利用をするという話…またライカムのようなショッピングセンター??県内のパイの奪い合いをして、個人商店壊滅?小さなショッピングセンターも潰れちゃうのでは?国際通りもやばいですね。

すでに、豊崎や糸満、名護でもショッピングモールの開発計画もたっているという噂もあるのだかないのだか…そんな中きっと多分僕らが想像もできないビッグなプランがあるに違いない!多分…

そして、観光客が来るから…ってこれ以上のインフラ(資源・道路)などを整えるんだ…自然破壊しながら…

基地があろうがなかろうが、僕ら県民・市民は働いて生活していかなければならない、そして子どもたちも育て上げていかなければならないんですよね。問題はそれだけではない、生活そのものがとても重要になってくる。「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」ともあれば「渇しても盗泉の水を飲まず」ということもあります、さてどう考えるのか。

MICEの東浜地域への決定、本当にこれでよかったのかな…だって利用者の声、そしてその声を一番近くで聞いている人々の意見が反映されていないって、数十年先のことを見据えてる政治家しかできませんよね。世の中、現在の世相と民意を反映しないでどうするんだ!って政治家もいれば、本当に自分の信念にそって活動する人もいますから、きっと信念なのでしょう(毒)

独自の生態系を守るために土砂の搬入を止めると辺野古の工事も止められるけど、せっかく早まった那覇空港の第二滑走路の計画も延びちゃうからな。すでに広大な埋め立てをした地域へは国内どころか、国外からも土砂の受入れしてたはずだけど、そして国際的なハブにするってことはいろいろなモノが入ってくる可能性が高くなるんだよね…

ざっと上げてもこんなもん。

世の中、矛盾だらけですよね…そこに直面して考え行動することが大事なんだなぁ。

さて、本日もがんばります。