対話すること

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久々の投稿です。本日は慰霊の日ということですので、少々、平和・反戦ということについてです。

昨日は全日本仏教青年会の全国大会In沖縄に参加させていただきました。

http://www.jyba.ne.jp

伊東理事長からのお誘いで、諸宗教対話という、「キリスト教」「イスラム教」「仏教」の世界三大宗教における対話がとても興味をそそり行ってまいりました。

沖縄戦について、沖縄独自の信仰について、諸宗教対話と盛りだくさん。

宗教ってとても世界に広がり、奥の深いものであり、とても興味深いと再認識。

沖縄独自の信仰ということで佐藤壮広先生の講義もありまして、とても充実した半日を過ごせました。https://sites.google.com/site/shukyominzokujinruigaku/home/floklore_scholar/takehiro-sato (ちなみに佐藤先生とは偶然にも以前酒席をご一緒にさせていただいてたのに驚きです)

気になったことを備忘録的に

過去には聖戦と称し戦をしてきたことや、今のISについて(教義には反しているがムスリムでないとは言えない、言えるのは神のみであるというジレンマを感じました)、また他宗教に対して戒律の厳しさについてなど、自己の信仰にたいしての反省などを踏まえ宗教間の対立が戦に繋がってしまうこと、そして対話をすることで、他人の理解だけならず、自らの理解、立ち位置を知るということに繋がるということを改めて理解させていただきました。

対話とは人の立場に心をめぐらせて、その人の話を聞くこと。押し付けること、ディスカッションをして人を貶める、屈服させることではない。

今、子どもたちに「なぜ」人を殺してはダメなのか?、人を傷つけてはダメなのか?、戦争をしてはいけないのか?ということをきちんと伝えられない人がいるという中でも、ダメなものはダメというのでも良いが、自分に置き換えて、傷つけられること、殺されることについて考えることをしてもらうことも必要。

違いとは、相互理解をするためにあること「違って当たり前」、2つのものがあるから自分がわかる。

これまで、それぞれの宗教は時代に合わせて本質を変えているのではなく、伝え方を変えているのだということ。

これは普段の人間関係、そして会社、地域などがが続いていくことにも繋がることだと感じます。

まずは家庭からですね。

すみません、まだまだ不足しております。

あまりご協力はできなかったものの、現地の協力者ということで表彰までしていただき本当に感激です。