先日、大学時代の先輩とおよそ20年ぶりにお会いすることができました。
たまたま沖縄で講演するということで、ご連絡をいただきました。
特殊な研究をしている方で、日本だけでなく世界でもその研究が注目されているということ。そんなに長い時間でもありませんでしたが、話がとても楽しくてすごくイイ時間をすごさせていただきました。
NHKスペシャルの監修にもご協力したということで、その回を貼り付けときます。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/
腸内細菌、平たく言うとウ◯コを研究しているそうですが、細かいことは僕が説明できないので、一般的な話ですが、いくつかの印象に残ったことを。
まず、働き方への姿勢についてです。自分の研究とその会社が世間に提供するものが合致しなければ、どんなに好条件でもダメだということでした。それは本当に自分の仕事を通じて世の中を良くしていこう、世の中の人を健康にするという想いがなければならないとこうは言えないだろうと。
そして、仕事の移り変わりについて、これまでは解析をどの程度できるかが「研究・仕事の優劣」であったが、今や技術の進歩により、解析能力よりも「集める」ことができるかということに価値が出てきたということ。
技術を伸ばすということも必要だけれども、世の中の価値というものは別のところに現れてくる、そのために周囲の情況を確認しながら研究を続けていくことが大事だということ。
そして、その世界・業界において、その人・その会社しかできないということ・製品を作り上げること重要であるということ。
当たり前なことのようだけれども、それを実践している方にその話を聞いて、自分を振り返ってみるとまだまだだと感じ、酒は飲んでも全然酔えなかった。
とても、有意義な時間をいただいたと思います。
沖縄でもこんなふうな研究ができて、それが製品として、仕組みとして形になればいいのにな〜
しかし、一つのコト・モノについてのこだわりって大事ですよね。
一度、子どもたちにこの人の話を聞かせてあげたいな。
飲んで帰ったらお迎えしてくれるのは、このコだけなんですよね。たまにウ◯コしてるときもあるけど。