子育てしやすい?

【値上げってよ!】

先日、西原町在住の知人がFacebookの投稿で「西原町の給食費が値上げ!」ということを話題にしていました。

そう言えば那覇も値上げしたな、月額200円(年額2400円)ということで、ちょっとググって見たところ琉球新報さんの記事でまさに丁度一年前2016年3月7日の記事にありました。以下、記事から抜粋

最も高いのは中学校で那覇市、糸満市、南城市の4800円、小学校でも同3市の4300円だった。

4月からの値上げは那覇市だけだが、食材費の高騰や消費税増税を見据え、2017年度以降、値上げを検討している自治体はほぼ半数の19市町村に上った。
無料化は嘉手納町、与那国町、粟国村、多良間村、渡名喜村の5町村で、南風原町は幼稚園児の給食が無料。離島の自治体が多く、子育て世帯の負担軽減や定住化促進が目的だ。嘉手納町は県内でいち早く2011年度から無料化を実施。

【給食費の格差から】

無料の市町村、そして年額6万円(中学生)というところもあります。(ちなみに沖縄県の世帯所得平均376,282円(月)となっています沖縄県勢要覧より)その分、本を買ったり、何かしら新しい経験をしたりに使えたらいいですよね。

さきほどの琉球新報さんの記事からは南風原は条件付き全額、浦添は条件付き半額、宜野湾は半額というカタチで軽減されてるところと増額のところの違いはどこからなんでしょうか?

子育て世代としては年間6万円は結構大きな金額です。免除サれているところに居を構えるということも選択される可能性もあります。

那覇市は家賃も高い、給食費も高い、そして子どもの医療費も?

【こども医療費は?】

那覇市 浦添市 宜野湾市 名護市 嘉手納町それぞれのホームページを見てみますと。

那覇市は通院では0〜6歳までの助成、宜野湾は0〜小学校卒業まで、それも1,000円の自己負担金額の年齢も異なります。参考までに浦添、名護、嘉手納もリンクを貼ってみました。

(おまけに、那覇市は宜野湾市のホームページに比べると仕組みの記載がわかりづらく、親切ではない気がしますので、そのあたりも考えてもらいたいと思います)

利便性に固執しない、またお仕事の都合がつけば那覇から離れても、子育てしやすい(まちもそんなに遠くないし、費用のかからないし、自然豊かだし)という場所に移動してしまうこともあるのではないかと思います。そして段々と高齢化が進んでしまうということにも繋がりかねません。

そのあたりをきちんと考えて、子育てに対しての政策を考えないといけないし、私も世代的に実際に子育てをしている当事者としての声を伝えていかねばならないと思います。