那覇市議会自民党会派視察その4です。
二日目の午前中はホノルル市役所へ行ってきましたが、お昼休みを挟んで、HTA(Hawaii Tourism Authority)へ行ってまいりました。
沖縄で言う「沖縄観光コンベンションビューロー OCBV」のようなものです。
ホノルル市役所からの移動は徒歩とbikiを使いました。
2017年の6月から運用開始されたレンタル自転車です。
クレジットカードを使っての精算をするスタイル。
市内のあちこちにポートがあり、そこで借りることができ、返却もできます。
30分で3ドル50セント(約400円)ですが、街なかを颯爽と風を切って動けるのでとても楽しいです。
那覇市でも最近はHELLO CYCLINGという沖縄ヤマハさんの主導するソフトバンク系の電動自転車のレンタル、また郵便局でもドコモ系のちゅらチャリなどが出てきていますが、二次交通を充実させる取り組みも官民で活発になってきています。
さておき、HTAではデータを基にした観光戦略についてお話を伺いました。
どこの国の人が多い(日本人は160万人とダントツ!)から始まり、住民の観光に関する感情調査まで本当に多額の金額を使い、戦略と戦術を立てている。
その原資となるのはホテル税!14.962%の消費税+ホテル税を徴収しております。
そのうち10.25%はホテル税です。(うち1%は高架鉄軌道の設置にかかわる特別増税)
観光で来るお客様からもしっかりとインフラ整備や、次に来たくなるような良質なリピーター確保のために投資するための資金を確保しています。
沖縄でもホテル税、レンタカー税、入域税、などの議論がなされておりますが、現在「観光公害」という言葉も広がってきておりますので、その対応のためにも早急な判断が必要だと思います。
翌日には理事長(CEO)とのランチミーティングも予定されており、沖縄もハワイと同様に観光関連の課題があるので、そのことについて詳しくお話を聞くことになります。
このあと、ホノルル市庁舎へ移動し市議会議長含め議員の皆様との面談の時間をいただきました。
つづく