令和5年(2023年)元旦 「絞」る年

昨年はロシアのウクライナ侵攻や安倍元総理の銃撃殺害など暴力的な事件が目を引きました。
また、世界的な資源高・物価の高騰によるエネルギー原価が上がり年末には各電力会社の値上げなどが発表されるなど、我々の生活にも大きな影響が感じられます。
そんな荒れた令和4年(2022年)ではなかったでしょうか。

そして本日、令和5年(2023年)あけましておめでとうございます。

久々に祖父の大島紬の着物を仕立て直した和装で出かけました。
少し反物の幅が狭く袖が短めですが、とても気に入っています。
ちなみに妻の着ているのは同じく私の祖母の大島紬の着物を仕立て直したものです。
世代を経ても使うことのできる良いものを残してくれた祖父、祖母に感謝です。

大島紬について以下、中川政七商店のサイトから

大島紬は、鹿児島県南方にある奄美群島の織物。絹100%、織る前に糸を染める先染めを行い、手織りの平織りで、絣合わせをして織上げたものは「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。深い黒に加え、緻密な染めと織りの技術で知られる、日本が誇る絹織物の最高峰のひとつである。

優雅な光沢を持ち、しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。手紡ぎの糸を、「テーチ木」(シャリンバイ)という奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、手織りする伝統的技法がとられている。

はじめはくず繭や真綿などを紡いだ糸で作られていたが、生産拡大の中で大正年間にはほぼ全ての製品が絹糸で作られるようになった。

沖縄の伝統工芸の品もそうですが、作るのに膨大な時間と手間がかかること、継承者が減少していること量産できないことが思いがけずに
その価値を高めている理由があると言えます。しかし、その後ろには購買することのできる層が十分にいるのか?また継承する人が生活できるのか?などの課題もあると思われます。この点についてはまた後日取り上げたいと思います。
さておき、今朝は自民党沖縄県第一選挙区支部の恒例元旦遊説で那覇市内に新年のご挨拶に伺いました。
午後は波上宮にお参り…予定でしたが、あまりの行列の長さに断念して後日へ変更。
そのまま久米の千日でぜんざいをいただき帰宅。
進学で京都に住む息子から「休みも長くないから年末年始は帰省しない、送った荷物が元旦に届く」と連絡があり、その荷物が届いていました。荷の中に豆政さんの夷川五色豆が入ってました。
お正月に明るい色彩が素敵でした。沖縄にもこのような商品があるといいなと感じます。

今年の目標の一文字は「絞」るです。

コロナになり、当初のなかなか運動できなかった期間がそのままズルズルと続き、2022年は4kg増でした。
最近お会いした方にも「貫禄ついたね」やストレートに「太ったね」と言われることがしばしば…
今年は年男で48歳を迎えます。50歳も目前です。
健康であることが、議員活動できる基本的なことであると今朝ご一緒した久高友弘議長もお話しされていました。そこで今年は身体を「絞」ることを一つ目の目標として掲げました(と言ってるそばからぜんざい食べてる写真かい!と突っ込むかたもいるかもしれませんが、汗)
二つ目の意味合いには、冒頭に記載したように世界的な流れの中で、また地域独特の多くの課題問題があります。その課題問題に対していろんな人の力を借りて、知恵を「絞」って取り組んでいき、より良い沖縄県を目指すとの想いを込めています。

本年も皆様のお力添えとご助言をどうぞよろしくお願いします。