夜間保育について

愛媛県松山市から来ている岡 雄也市議、岡田 教人 市議のお二人と夜間保育の視察へ行ってまいりました。
遅い時間に引き受けていただいた玉の子保育園の理事長・園長には感謝いたします。
偶然にも昼間は従姉妹の子どもを預かっているとのことで、お話の出だしから親近感も増した中、理事長と園長の子どもたちへの想いを聞かせていただき、那覇市、沖縄県でも夜間保育の必要性とそこに勤める保育士さんたちへどのように報いるのかを考えさせられました。

沖縄県の施策のわりには夜間保育は充実していないと感じます。

夜間にホテルや空港にお勤めになる方々もおり、それ以外でも夜間の業務をなさる方もいらっしゃいます。他にも物流ハブを担うのであればその部分でも夜勤は発生します。また飲食店にお勤めの方も多くいらっしゃいます。もちろん、子どもが小さなうちは家で夜を一緒に過ごすというのがベストなことは言わずもがな。しかし、実際には多くの子どもたちの保護者が夜間保育を必要としています。

夜間保育の配置基準は昼間と一緒だそうです。夜寝ている間でも何かあった緊急時の対応が必要な時には人手が必要だからでしょう。昼も夜も同様に保育士さん達は小さな命を預かっています。また、小学校に上がる前の教育まで担っているのに世の中の評価や報酬は不十分ではないかと良く耳にします。私ももう少し処遇を上げる必要があると感じています。
これは市や県だけの問題ではないと思いますが、国に上げる前に地方行政で何ができるのかをまず考え、やってみる。
沖縄、那覇市から子育て課題の解決法を発信していくことで、周りの都道府県への広がりを作ることができるのではないかと思います。
どのような取り組みをしていけば良いか考えて提案していきたいと思います。