道路の雑草がすごくて困る!性能規定型道路除草管理とは?

日頃の朝活でウォーキング&クリーンアップをしています。

近所をいくつかのコースに分けて30分ほどのんびり散歩をし、近隣で同じく朝活をしている住民の方々と挨拶を交わしながら、時に意見をいただく大事な場となっています。

その時に良く言われるのが「雑草の繁茂=道路の雑草がすごくて困る!」です。特に私の自宅裏手の坂道は歩道がすれ違いで通れないくらいに草が伸びてしまい、私も年に2〜3回那覇市の道路管理課へ連絡して除草の依頼をしています。これは沖縄県の道路管理も同様で那覇市内であれば沖縄県南部土木事務所へと連絡をします。

しかし、道路管理も予算面や作業の手配ですぐに対応は厳しいということもあり、実施まで1ヶ月ほど待つこともあります。しかし、沖縄県も手をこまねいているだけではなく、住民生活の向上に向けて工夫をしているようです。

今年度から沖縄県は「  性能規定型道路除草管理」という仕組みを取り入れています。

参考1 性能規定型道路除草管理について 沖縄県道路管理課

全国的10年ほど前から取り組まれ始めた方式で、これまでは年に何回の草刈りをしてくださいという契約から、雑草が40センチ以下であれば(安全面や景観上)OKということになり、委託事業者の裁量によって作業ができるようになりました。

そのために予算面を抑えることにもつながるようで、非常に画期的な取り組みだと思います。

県外でも除雪や草刈り、道路の補修などで取り入れられている管理方式ですす。が、沖縄県としては除草に特化し、まずは試験的な施行をして、今後拡大をしていくようです。

那覇市においてもぜひ取り組んでいただき、日頃の道路の景観・安全性の改善に取り組んでいただきたいものです。