先週も投稿しましたが、伝統ということで
日本の企業のほとんどがファミリー企業と言われています。
大きいところでも実は上場していなくて、株をファミリーで占めているということも多く、さらに長期続いている企業というのは家族経営をしているところがほとんどではないでしょうか。
暖簾を大事にするということで、直系の子どもで店を守れないのであれば能力のある婿を迎えることで暖簾を守ってきたところもあります。昔は長兄を跡継ぎとしていたこともありますので、能力が無いと見るや能力のある番頭さんを付けて店の繁栄を保っていたこともあったようです。
私も生まれが80年を超える菓子屋ですので、これまで(其の一世代前で菓子屋、暖簾分けで)曽祖父・祖父(祖母)・父とつながっております。
おかげさまで、県内外の菓子屋の方々との交流をもたせていただいております。
其の中でもLCCを使ってのとなり町、成田で和菓子屋を営んでいる方とよく交流をするのですが、とても素敵な記事があったのでご紹介。
前職についていた時に入会していたファミリー・ビジネス・ネットワーク・ジャパンのHPより。
http://www.fbnj.jp/fb/case09.html
初めて栗羊羹を作ったり、「高く買って、安く売る」(努力して経費を抑えてお客様のためになるようにする)、また時代に応じて挑戦すること、など本当に長く商売をしていると刹那主義の商売の考えではないのだということにとても共感おぼえます。
汗を書き、智慧を絞り、人のためにやる、業種は違えども共通することは沢山あります。
昨日、私の大好きな友人からも新しい挑戦をするという便りをいただきました。
そのことに私も励まされ、またできることあれば何でもやりたいと思います。
年末、そろそろ歳を重ねるということで伝統や長く続くということでいろいろと考えてみました。
ひょっとしたらあと1回、2回の投稿あるかもしれませんし、無いかもしれませんので、今年1年ブログを読んでいただいた皆様には一応、年末の感謝のご挨拶にしたいと思います。
本当に本年ありがとうございました。