沖縄県の犬猫殺処分について(動物愛護週間にあたり)

知事選挙に集中していたため1ヶ月ぶりのブログ更新です。

動物愛護週間とは、ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするために設けられた週間で、毎年9月20日から26日までとなっています。(沖縄県HP動物愛護週間より)

偶然にも先週末の「よしとよニュースレター」(土曜日に発行のチラシ)は犬猫殺処分についてでした。

 我が家の家族構成は私、妻、息子(県外)、娘に加えティキ(犬 オンナノコ7歳)、くりお(猫 オトコノコ8歳)、マヨマヨ(猫 オンナノコ6歳)、(サスケ オトコノコ3歳)です。犬と猫が家族となった最初のきっかけは私が落選中にブラジルへの旅の最中に自宅に迷い込んできた、くりおを息子と娘が招き入れたことでした。

その後、実は犬を飼いたいということで、県内の保護犬猫の譲渡会へ伺い、ワンズパートナーさんからティキ(写真はウチに来た頃)を引き取りました。

それから、なぜか大雨になると自宅敷地内に子猫がやってくるということが多々あり、これまで通算11匹の猫を保護し引受先を探すなどで8匹は受けてもらいましたが、うち3匹が我が家に居ます。 

そのこともあり、那覇市議会議員のときにも犬猫殺処分ゼロを目指す議員連盟(琉球新報2017年2月25日 より)に属しておりましたので、犬猫殺処分については現在もしばしば環境部への確認を行い、関連団体の方との意見交換も行っております。沖縄県でも殺処分ゼロを目指す取り組みをしていますが、状況を見てみました。

沖縄県動物愛護管理センターのページより、令和2年度犬の収容と措置状況は次のようになっています。

所有者不明 527 (64) 飼い主から 15 (0) 負傷 99 内()は幼犬

返還 238 (38.0%) 譲渡 367 (57.3%) 終末(殺)処分 37 (5.8%)

同じく令和2年の猫の状況は

所有者不明 143 (93) 飼い主から 65 (0) 負傷 193

返還 1 (0.3%) 譲渡 183 (45.6%) 終末(殺)処分220 (54.9%) 

※犬猫ともに那覇市は含まず

確かに、犬猫ともに殺処分数は減ってきてはいますが、負傷の状況で苦しむことのないように殺処分せざる得ないこともあるとの話も伺っております。

さらに、この犬猫の引き取り数が落ちている状況は単純に減っているとは言い難いこともあるようです。

引き取り施設が常に満員となっており、捕獲が十分になされていないという話も耳にしておりますので、改善も行う必要があります。

特にヤンバル地域では野犬、野猫による希少動物の捕食が問題となっているために世界自然遺産登録に伴い費用(7000万円)がかかっているのも現実にあります。 

犬や猫の飼育に関しては10~20年という長い期間を家族として一緒に暮らすことになりますので、このあたりの教育も行う必要があると思います。

沖縄県一生うちの子プロジェクトから飼い主さんへのお願い↓

どうぞ、ご協力よろしくお願いいたします。(写真はマヨマヨ)