さんきゅ〜(39歳)

ということで、2014年8月14日、39歳を迎えました。

久々に自宅でゆっくりと過ごし、昭和50年8月14日に生を受け、これまで何をやってきたのだろうと物思いに耽る時間を持ちました。

最近Facebookはソフトにと言われているので、あそこは少しソフトにして、ブログできっちりと気になってるトピックスに対しての意見や、日頃の考え方をきっちりと書いていこうと思いまして。

復帰一発目は最近やっと読了した本について

友人からススメられて読み始めたのですが、何度か行っては戻りを繰り返し3ヶ月ほどカバンに入ってました。

中国化する日本 増補版 與那覇潤 著

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yonahajun/20130831-00027396/

(アマゾン貼り付けるのいやだったので、著者の投稿をリンクしておきます)

與那覇という苗字ですが、神奈川県出身とのことですが、もちろん沖縄に縁はあるのでしょう。

決して中国礼賛ということではなく、その仕組について史学的に分析・解説しているのでとてもおもしろい。

中国化=郡県制 政治は皇帝の元で中央集権的、実力主義の市場経済主義

江戸化=封建制 将軍という一応のまとめ役はいるものの 藩ごとに世襲があり、土地に縛られている「イエ・ムラ社会化」している状態

ってな感じで歴史学者の目から中国化と江戸化という2極から日本の流れと世界の流れを歴史に沿って現在の政治・経済にまで説明しているのがとても面白く、こんな切り口があるんだ〜と

明治維新やそこに関わった偉人(と言われている人達)の見方が変わってしまった!

また、大東亜戦争についてや、軍部の行ってきたことが「ほほぉ」って感じでした。

そして、現在の政局から非婚・少子化、福祉や辺野古についてまで。

琉球という国について考えた時、本当に中国の影響を受けているものの、江戸期のような封建的にもなっている不思議な地域なのだと再認識です。

てな感じで、これからブログ再開します。